チャドとスーダン、カタール仲介で反目停止、正常化へ
【カイロ4日鈴木眞吉】アフリカ中部のチャドとスーダンは3日、カタールの首都ドーハで、カタールの仲介による和解協議後、互いの反目を終了させて両国の関係を正常化することで合意、両国代表が文書に署名した。
カタールのハマド首相兼外相は同日、「合意は両国の国民に大きな利益をもたらす」と語るとともに、両国の関係正常化はスーダン西部のダルフール紛争解決をも容易にさせる、との見方を示した。
両国は、ダルフール紛争の発生した2003年から、互いに「反政府勢力を支援している」と非難し合うなど緊張関係が続いていた。
2009/5/5 7:43
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090505-074332.html