2009年3月15日日曜日

オバマ米大統領:国連事務総長と初会談

オバマ米大統領:国連事務総長と初会談
 【ワシントン草野和彦】オバマ米大統領は10日、ホワイトハウスで潘基文(バンギムン)・国連事務総長と就任後初めて会談した。潘事務総長は記者団に「政権発足後の早い時期に会談できたのは、心強いサインだ」と語り、国連重視の姿勢を見せるオバマ大統領も「建設的で重要なパートナー」と強調した。

 ブッシュ前政権は、国連決議なしにイラク戦争に突入して国連との関係が悪化。オバマ大統領は国連重視の一環として国連大使を閣僚級に格上げした。ライス大使はアフリカの専門家で、大統領は「会談で最も時間を費やしたのは(スーダンの)ダルフール問題」と指摘。人道危機解決に向けて「国連と共に積極的に取り組みたい」と述べた。
http://mainichi.jp/select/world/news/20090312ddm007030186000c.html