チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ十四世と親交がある米国の女優、シャロン・ストーンがこのほど、チベット問題への中国当局の対応が良くないために四川大地震が起きたのではないかという趣旨の発言をし、インターネットなどで批判を浴びている。
香港紙などによると、ストーンは、カンヌ国際映画祭が開かれたフランスのカンヌで香港のテレビの取材に対し「中国のチベット人に対する待遇に不満を持っている。良き友人であるダライ・ラマへの対応も良くない。地震が起きて“これはカルマ(業)かしら”と思った」と述べ、地震とチベット問題を関連付けた。これに対し、ある香港の芸能人が「中国人の共通の敵」と批判、ストーンの映画を見ないよう呼び掛けるなどした。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/05/27/08.html