2008年5月5日月曜日

非公式協議、継続で合意=中国政府とダライ・ラマ特使

非公式協議、継続で合意=中国政府とダライ・ラマ特使
5月5日1時0分配信 時事通信


 【北京4日時事】中国政府代表とチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の特使による非公式協議が4日、中国広東省深センで行われた。新華社電によると、中国側は「適当な時期に再度接触する」ことに同意、協議が継続されることになった。
 特使はロディ・ギャリ氏とケルサン・ギャルツェン氏。中国共産党統一戦線工作部の朱維群、シタール両副部長は、チベット自治区ラサで3月14日に起きた大規模暴動について、「チベット族を含む全国人民の根本利益を損なった。現地政府が社会安定を維持するため法に従って処理したことは完全に正しい」と暴動鎮圧の正当性を強調した。
 その上で、「最大限の忍耐心と誠意」をもって今回の接触に応じたと指摘。ダライ・ラマ側に対し「言行を一致させ、祖国分裂活動と暴力の扇動、北京五輪の破壊活動を停止する」よう求めた
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080505-00000013-jij-int