2008年2月22日金曜日

北京五輪スポンサー企業への政治的な圧力に反対

北京五輪スポンサー企業への政治的な圧力に反対
2008年02月21日

 北京五輪組織委員会の袁斌・市場開発部長は20日の定例会見で、「いかなる組織や個人も、政治問題を利用してオリンピックのスポンサー企業に圧力をかけるべきではない」と表明した。

 ――スピルバーグ氏以外にも、海外のNGO多数がそれぞれの目的から、北京五輪のスポンサー企業に対し、ダルフール問題などにおけるいわゆる「立場」表明を求める可能性があるが、企業側はこれにどう対応すべきか。

 中国は国際問題に対し責任を負う国であり、ダルフール問題の解決に向け、多くの積極的・効果的な働きをしてきた。北京五輪のスポンサー企業はみな正しい選択をした。彼らは北京五輪が世界平和に貢献するとの観点に賛同し、北京五輪に賛助と支援を提供しているからだ。現段階において一部の組織や個人がある種の目的からオリンピックのスポンサー企業に圧力をかけているが、これまでのところ、どのスポンサー企業もオリンピックへの賛助と支持から撤退していない。


http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200802210241.html