スーダン大統領、また逮捕状無視して外遊
スーダンのバシル大統領(CNN) 中東スーダンのバシル大統領は6日、東部南部アフリカ共同市場(COMESA)首脳会議のため、アフリカ南部ジンバブエの首都ハラレに到着した。
バシル大統領に対しては今年3月4日、スーダン西部ダルフール紛争の人道罪などで、国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)が逮捕状を出した。同大統領は西側諸国がスーダンの再植民地化を図っていると主張して容疑を否認するとともに、13の国際人道支援団体に国外退去命令を出した。
バシル大統領は逮捕状が出て以来、カタールとエチオピアを訪問している。COMESA首脳会議は景勝地ビクトリア瀑布で開かれ、スーダンを含む加盟19カ国の首脳が出席する予定。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200906070013.html