[シネマトゥデイ映画ニュース] ベン・アフレックが、コンゴ民主共和国の難民キャンプを訪れ、子どもたちや援助スタッフらと面会した。コンゴの東部地区では2006年ごろから政府の軍と反政府勢力の対立が激化し、内乱によって避難民が激増。ベンは2007年以降コンゴを4度訪れており、この国が抱える問題について取り上げたドキュメンタリーも製作している。AP通信によると、ベンはコンゴ・キブ北部の州都ゴマで「僕は外交や国際問題の専門家じゃないけれど、この国で起きている苦難は誰に目にも明らかだ。良心ある人間として、無視できるものじゃない」とコメント。アフリカでは、スーダンのダルフール地方で起きている紛争により多くの命が失われているが、ベンはそれをきっかけにアフリカの状況に目を向け、コンゴの直面する問題を知ったそう。「コンゴの状況に人々がだんだんと目を向けるようになってうれしいけれど、状況が悪化したから注意が喚起されたというのは悲しいことだ。コンゴ東部で尽力するチャリティー団体に、もっと寄付をしてくれるよう人々に語りかけたい」と語っている。
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