2008年11月30日日曜日

京都で難民問題考える

京都で難民問題考える
市民団体がイベント


 難民問題を考えるイベント「京都三条通りジャック2008」が26日、京都市中京区の新風館などで開かれた。

 京都市内を中心に難民情報などを発信するる市民団体「難民ナウ!」や、国連難民高等弁務官事務所などが企画した。高齢者福祉や児童虐待といった身近な社会問題をふまえた地域に根ざしたイベントを目指し計画した。

 「自分らしいかかわり方」をテーマにしたトークショーでは、スーダン・ダルフール地方で難民支援に携わった佐藤友美枝さんが「支援を通じて人と人とのつながりの大切さを感じた。難民の問題を考えるとき、なぜそうした境遇なのか、といった関心を少しでもいいからもってほしい」と訴えた。

 また、三条通沿いの13店が参加するスタンプラリーや料理教室、ダンスパフォーマンスなどもあり、イベントを盛り上げた。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008112600198&genre=K1&area=K00