2008年8月27日水曜日

「寛容さと開放性示さず失望」8人の釈放を要求 米大使館

「寛容さと開放性示さず失望」8人の釈放を要求 米大使館
2008.8.24 15:39

北京の五輪村近くで「チベットに自由を」と訴えて抗議活動を行い、警備関係者に拘束される外国人活動家(右)=13日(共同) 【北京=福島香織】北京の米国大使館は24日、北京五輪にあわせたチベット支援活動中に拘束された米国人8人の即時釈放を求め、「中国政府は五輪開催中に寛容さと開放性を示さなかったことに失望した」とする声明を発表した。

 拘束されている8人はともに男性で、6人が「フリーチベット・リポーターズ」という人権組織のメンバー。20日に拘束された。他の2人は21日に「フリーチベット」の横断幕を五輪会場近くで掲げ、拘束された。中国当局はそれぞれ30日と31日に解放するとしている。これについて、米大使館は「五輪期間とその後、すべての人々の表現の自由と宗教の自由を含む人権を中国が尊重することを支持している。これらの権利は中国憲法によっても中国が認める国際人権基準によっても守られている」と訴えた。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080824/chn0808241549003-n1.htm