2008年3月7日金曜日

米大統領は北京五輪行くな ダルフールめぐり共和議員

米大統領は北京五輪行くな ダルフールめぐり共和議員

 【ワシントン6日共同】ウルフ米下院議員(共和党)は6日、ネグロポンテ国務副長官を証人に招いた下院歳出委員会小委員会の公聴会で、スーダン西部ダルフールの人道危機解決に向け、中国が経済や軍事的つながりの深いスーダンのバシル政権にもっと影響力を行使しなければ、ブッシュ大統領ら米政府当局者は今年夏の北京五輪に行くべきではないと訴えた。
 米映画監督スティーブン・スピルバーグ氏も2月、ダルフール問題への中国の外交姿勢を不満とし、北京五輪の芸術顧問を辞退する意向を表明している。ウルフ氏は中国の人権状況を批判してきた対中強硬派で、賛同する議員は少数だが、公費による五輪参加を禁じる法案を提出する構えを見せており、政権側も一定の配慮を迫られそうだ。


http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/2008030701000300.htm