2007年8月25日土曜日

北京五輪:米共和党議員、ボイコット決議案を提出

先日、日本のオリンピック推進の国会議員連盟の紹介をしましたが
日本でもこのような事を行う国会議員はいないものでしょうか???


http://www.chosunonline.com/article/20070824000024


北京五輪:米共和党議員、ボイコット決議案を提出

 中国の人権侵害問題が解決されていないとして、米共和党所属の下院議員7人はこのほど、2008年の北京五輪をボイコットするようブッシュ米大統領に求める決議案を提出した、と23日付米ワシントン・タイムズが報じた。


 同紙によると、下院外交委員会の国際機関・人権監視小委員会で委員長を務めるダナ・ローラバーカー議員(カリフォルニア州選出)ら共和党議員7人がまとめた決議案は、中国が自国民に対する深刻な人権侵害を中断しなかったり、北朝鮮、ミャンマー、スーダンなどの人権侵害に対する中国の支援を中断しない限り、北京五輪をボイコットするための措置を直ちに取るべきだと主張している。決議に拘束力はない。


 ローラバーカー議員は「オリンピックは人類愛の最も高貴な要素を体現しているが、中国はむしろ正反対の側に立っている。地球上で最も深刻な人権侵害国家で五輪の聖火がともされるのは話にならない」と指摘。その上で、米国が北京五輪を支持することは、1936年にナチス・ドイツが開催したベルリン五輪を支持したのと同じ過ちを犯すことになると主張した。


 一方、民主党のマクシン・ウォーターズ下院議員(カリフォルニア州選出)は、ダルフールでの虐殺行為にもかかわらず、中国がスーダンに対する経済軍事支援を続けている点を挙げ、ブッシュ大統領に北京五輪ボイコットを求めたという。


 一連の動きに対し、在米中国大使館は今のところ何もコメントしていない。


 ローラバーカー議員らの決議案は議会の休会入り直前に提出されたため、大きな注目を集めることはなかった。このため、同議員らは同僚議員に決議案への指示を求める書簡を送るなどした。


 北京五輪ボイコットを支持する勢力は、ボイコットが実際に成功するとは思っていないが、少なくとも五輪後援企業に支援を中断させる圧力にはなると期待している。また、ボイコット運動が中国の人権侵害に対し世界の耳目を集中させるのに役立つとみている。

NEWSIS/朝鮮日報JNS