2008年10月19日日曜日

ダルフールの犯罪に独自裁判 スーダン政府が方針

ダルフールの犯罪に独自裁判 スーダン政府が方針
2008年10月15日18時53分
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 【ナイロビ=古谷祐伸】世界最悪の人道危機と言われるスーダン西部ダルフール地方の紛争について、スーダン政府は13日、自国で犯罪行為を裁く方針を表明した。ダルフール紛争については国際刑事裁判所(ICC)がスーダン政府高官らに逮捕状を出したが、スーダン政府は身柄の引き渡しを拒んでいる。

 AP通信によると、サブダラト法相が訪問先のカイロで、アラブ民兵「ジャンジャウィード」指導者のアリ・クシャイブ容疑者を拘束したことを明らかにし、独自裁判の方針について語った。クシャイブ容疑者にはICCから逮捕状が出ている。自国で捜査、裁判をする意思を表明することで、ICCが検討しているバシル大統領の訴追などを避ける狙いとみられる。
http://www.asahi.com/international/update/1015/TKY200810150288.html