2008年10月24日金曜日

五輪開催の中国167位 報道の自由、日本は29位

五輪開催の中国167位 報道の自由、日本は29位
 【パリ22日共同】国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部パリ)は22日、世界各国で報道の自由がどの程度確保されているかを順位に示した「報道の自由インデックス2008」を発表した。北京五輪を開催した中国は下から7番目の167位、日本は29位だった。

 インデックスは今年9月までの1年間を対象期間とし、ジャーナリストに対する暴力や検閲、インターネット情報の自由度など49の基準で総合判断した。国家機関による報道規制にとどまらず、メディアの自己規制や調査報道能力なども審査の対象とした。

 中国に関しては「五輪開催の年は(人権活動家)胡佳氏ら多くの反体制派を投獄した年でもある」と指摘した。国境なき記者団は北京五輪の聖火リレーなどに際し中国の人権状況に抗議する活動を行ったことで知られる。

 ランキング首位に並び、報道の自由が最も確保されていると評価されたのはアイスランド、ルクセンブルク、ノルウェーの3カ国。欧州各国が軒並み上位を占めた
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008102201000856.html