子どもの徴兵を訴追 米で新たな法律成立
ブッシュ大統領は8日までに、15歳未満の子どもの徴兵などを連邦法上の犯罪と規定する法案に署名、同法は成立した。違法行為が海外で行われた場合でも、容疑者が米国内にいれば訴追可能で、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチによると、子ども兵が死亡した場合、容疑者は終身刑などを科される可能性がある。
国連によると、スーダンなどのアフリカ諸国やミャンマー、ロシア・チェチェン共和国などで子どもが兵士として徴用され、満足な教育が受けられなかったり、性的虐待の対象になっていると報告されている。
大統領が署名したのは今月3日。(共同)
http://www.usfl.com/Daily/News/08/10/1008_018.asp?id=64557