2008年7月16日水曜日

中国、ダルフール問題で明確に批判

中国、ダルフール問題で明確に批判
2008.7.16 08:45
 中国外務省の劉建超報道官は15日、定例記者会見で、国際刑事裁判所(ICC)の検察官が「人道に対する罪」などでバシル・スーダン大統領の逮捕状を請求したことについて「重大な関心と憂慮を表明する」とした上で、「ICCの政策決定はスーダンの安定とダルフール問題の適切な解決に有益であるべきだが、それと反対になっている」と批判した。また、英BBC放送がダルフールに展開する政府軍に軍事援助していると報じたことについて、「(対スーダン武器禁輸を定めた)国連安保理決議に違反することはしていない。報道は不公平、不正確だ。政治的意図がある」と否定した。(北京 野口東秀)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080716/chn0807160845000-n1.htm