2008年6月6日金曜日

外交部、「人権改善は他国が要請するからではない」

外交部、「人権改善は他国が要請するからではない」
V 2008/06/05(木) 11:08

写真:大 / 写真特集
  外交部の秦剛報道官は3日の定例記者会見で、「ブッシュ大統領の北京五輪開幕式出席で、中国が人権問題において妥協する可能性はあるのか」という質問に、「中国が人権を改善に取り組むのは、他国の要請を前提にしているわけではなく、何かのイベントを開催するためでもない」と述べた。中国網(チャイナネット)日本語版が伝えた。

  秦剛報道官は、「私たちが人権改善に力を入れているのは、他国やグループ、組織、個人の願いを前提にしているのではなく、何かのイベントを開催するために、いわゆる譲歩や妥協をすることもない。中国政府は人々の人権を保障し、それを整えることに力を入れ、この面で積極的な成果を収めた」と語った。

  また、「中国の人権保護と政策は一貫しており、断固として人権活動を推し進める。中国は一貫して各国は平等で互いに尊重しあった上で、人権問題についての対話を繰り広げるべきと主張しており、人権を口実にプレッシャーを与え、二重基準で他国の内政を干渉するやり方には反対している」と述べた。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0605&f=politics_0605_003.shtml