2008年5月11日日曜日

チベット暴動:「双方に平安を」 全日本仏教青年会・五條理事長が声明 /奈良

チベット暴動:「双方に平安を」 全日本仏教青年会・五條理事長が声明 /奈良
 

◇「中国、チベット双方に平安を」
 東大寺(奈良市)で先月開かれた「仏法興隆花まつり千僧法要」で、全日本仏教青年会の五條良知理事長が「北京五輪が平和の祭典にふさわしく開催されることを祈念する。中国とチベット双方の平安に祈りをささげる」と声明文を読み上げた。

 法要は世界平和などを願って開いており、今年で20回目。今回は全国各地から宗派を超えた僧侶約150人が集まり、「同じ仏教徒として見過ごせない」と、チベットの問題を取り上げた。

 奈良市などの19寺院の僧侶からなる「南都二六会」の橋本純信会長は「人権を抑圧し、信教の自由を束縛することは許されない」と訴えた。

毎日新聞 2008年5月10日 地方版

http://mainichi.jp/area/nara/news/20080510ddlk29040736000c.html