アラブ民兵のリーダー格、スーダン政府の大臣顧問に任命
2008年01月21日21時05分
スーダン西部ダルフール地方の紛争での大量虐殺関与が疑われる、アラブ民兵「ジャンジャウィード」のリーダー格とされるムーサ・ヒラル氏が、スーダン政府の連邦政府担当大臣顧問に任命された。同氏はダルフール問題も取り扱うことになるため人権団体が抗議している。AP通信などが21日伝えた。
米人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」は「ヒラル氏はジャンジャウィードの残虐行為のシンボルだ」として、スーダン政府に任命を取り消させるよう、国連に求めている。
http://www.asahi.com/international/update/0121/TKY200801210445.html