2007年12月5日水曜日

国連局長がスーダン批判 ダルフールPKOで報告

PKO派遣の場合は受け入れ国の対応が重要になってきますが
受入国に問題が有るようですね。

国連局長がスーダン批判 ダルフールPKOで報告
2007.11.28 10:40

このニュースのトピックス:中国
 国連のゲーノ平和維持活動(PKO)局長(事務次長)は27日、人道危機が続くスーダン西部ダルフール地方に展開させる国連・アフリカ連合(AU)合同PKO部隊(UNAMID)の派遣・準備状況を安全保障理事会で報告、輸送部隊が計画よりかなり不足していることや、一部の国の部隊受け入れにスーダン政府が難色を示している点を批判した。

 UNAMIDは最大2万6000人規模の過去最大級のPKO部隊で、ダルフールに展開中のAU部隊から年内に権限を完全に引き継ぐ。国連は来年の早い段階からUNAMIDを本格展開させたい考えで、目標期限が迫る中、あらためてスーダン政府の柔軟な対応や国際社会の協力を促した形。

 報告によると、UNAMIDはスーダンの意向に従いアフリカ人を主体に構成する。中国などアフリカ以外からの派遣申し出もあるが、スーダンはタイやネパールなどの部隊受け入れに難色を示している。

 ゲーノ局長はまた、輸送部隊が2個部隊、航空部隊も4個部隊(ヘリコプター24機)が不足しているとし、このままでは展開計画の見直しも必要になると述べた。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/071128/mds0711281040002-n1.htm